小田急、旅行企画・造成を電鉄に集約 販売はオンラインにシフト
2021.11.15 00:00
小田急グループは22年4月から、小田急電鉄が主体となって旅行商品の企画から造成、販売まで行う新たな運営体制にする。主な販売チャネルを店舗からオンラインに移行し、小田急トラベルは小田急電鉄の旅行業者代理業者としての役割に転換する。
小田急トラベルが運営する4店舗のうち、箱根旅行専門店「はこね旅市場」は営業を継続するが、旅行プラザ新宿西口店と町田店、旅行サロン代々木店の3店舗は22年2月末で営業を終了する。小田急グループとしての団体・法人営業の機能は継続する。
今後の商品造成は、箱根など沿線に特化して交流人口を創出する役割を強化。小田急電鉄公式サイトや観光情報サイト「箱根ナビ」での提案にも力を入れる。23年春には新サイトを開設する予定で、宿泊・交通・着地型観光などを自由に組み合わせて購入できるダイナミックパッケージの機能を付加する。
【あわせて読みたい】JTB、宿泊仕入れを支店に移管 22年度構造改革
関連キーワード
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
パッケージ離れで個人旅行手配に活路 ANA X、TaaSを新たな中核ビジネスに
?>
-
LGBTQ+への対応を宿に指南 ブッキング・ドットコムが研修プログラム 受講者を認証
?>
-
5割以上の組合がベアで合意 サービス連合春闘、ホテル業がけん引
?>
-
藤田観光、6%賃上げで合意 要求上回るベア 育児支援策も拡充
?>
-
添乗員平均年齢、10年で10歳上昇 人口も減少止まらず 待遇改善が喫緊の課題
?>
-
24年の観光産業は「記録更新の年」 WTTC予測 GDP寄与額・雇用とも過去最高に
?>
-
賃上げ、中小企業への波及まだ 旅行関連業の7割が予定なし
?>
-
ANAが新興企業向けファンド 空飛ぶクルマやNFTなどに投資
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking