城泊、補助対象に福山城など3件追加 観光庁の歴史的資源活用
2021.09.13 00:00
観光庁は城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業として新たに10事業を採択し、補助金により取り組みを支援する。日本ならではの体験ができる宿泊施設として城や寺を活用し、訪日客の長期滞在や消費額の増加を目指す。
城泊は福山城(広島県)、中津城(大分県)、臼杵城(同)の3件のプロジェクトを採択。このうち22年夏に築城400年を迎える福山城は、その記念事業の一環として22年度に城泊の実証実験を行い、24年度からの本格実施を計画している。寺泊では、山梨県身延町の端場坊など7件を採択した。
補助金は外国人の誘致や体験コンテンツ造成費用として、1件当たり800万円を上限に経費の50%を補助する。
この補助事業は20年度から開始し今回の採択は2回目。20年度分と合わせて城泊は5事業、寺泊は15事業が支援対象として認定された。
【あわせて読みたい】城泊・寺泊の推進へ10事業選定 城に泊まる 体験コンテンツの旗手となるか
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