4~6月の国内旅行消費額8割増 旅行者数は7割増、宿泊旅行が健闘
2021.08.30 00:00
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観光庁によると、4~6月期の日本人国内旅行消費額(速報値)は前年同期比80.1%増の1兆8091億円となり、19年10~12月期以来のプラスに転じた。コロナ禍の影響を大きく受けた20年4~6月期からの反動増もあるとみられる。コロナ禍前の19年同期比では69.8%減と依然厳しい水準。
このうち宿泊旅行は1兆2783億円で前年同期比90.7%増(19年同期比71.9%減)、日帰り旅行は5308億円で58.8%増(同63.2%減)となり、宿泊旅行の方が伸び率が高かった。
延べ旅行者数は70.9%増の6311万人。19年10~12月期以来のプラスだが、19年同期比では61.5%減。宿泊旅行は3077万人で前年同期比92.7%増(19年同期比63.2%減)、日帰り旅行は3234万人で54.4%増(同59.8%減)とこちらも宿泊旅行の伸びが高い。
1人1回当たりの旅行支出は5.3%増の2万8666円と20年1~3月期以来のプラス。宿泊旅行は1.0%減の4万1542円で引き続きマイナスだが、日帰り旅行は2.9%増の1万6414円と19年4~6月期以来増加した。
【あわせて読みたい】20年の日本人国内旅行消費55%減、近場旅行伸び単価9%低下 19年の国内旅行消費額、7%増21.9兆円
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