トラベル懇話会、リアルの活動強化へ 原会長「日本だけ取り残されぬよう」
2021.06.07 14:45
旅行業の経営者らでつくるトラベル懇話会は21年度の事業計画で、オンライン例会など新しい懇話の形を模索する方針を示した。加えて、秋以降は懇話を深めるリアルな活動を強化する。6月4日に都内で開いた通常総会で決議した。オンライン上での会員同士の交流や組織内広報の充実を図ることも報告された。
原優二会長(風の旅行社代表取締役社長)は冒頭の挨拶で、「海外旅行を業務の柱としている企業にとって、またその関連産業にとって、非常に厳しく長い闘い」と取り巻く現状について述べた。そのうえでワクチン接種が日本でも進んできたことに触れ、「年末には接種率が欧米と肩を並べる」とし、海外旅行の再開に向けてかねてから提案している14日間自主隔離制度廃止のため、ワクチンパスポートとPCR検査体制をセットで行う重要性を強調した。秋以降は会の活動も活発的に行う考えを示し、「日本だけが取り残されることのないように」と述べた。
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