4月の客室利用率39.7%、緊急事態宣言で前月から10pt減
2021.05.24 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する126ホテルの4月の平均客室利用率は39.7%となった(速報値)。前年同月に比べ21.3ポイント上昇したが、3月からは10.9ポイント低下した。4月25日の緊急事態宣言発出に伴いキャンセルが相次ぎ、期待したゴールデンウイーク需要を摘み取れなかった。
前年同月に比べると、全国10地域すべてがプラス成長。東北が27.7ポイント増で利用率は最も高い66.7%となり、甲信越が28.1ポイント増の53.8%と続いた。最下位は四国の23.0%。0.4ポイント増と回復がわずかだった。
2大都市圏は、東京都が37.8%。新型コロナウイルスの感染急拡大で緊急事態宣言の対象となった大阪府は25.9%にとどまった。
【あわせて読みたい】3月の客室利用率44.3%
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待