エールフランス、健康証明アプリを3月から試験運用 スカイチームにも活用

2021.03.01 00:00

 エールフランス(AF)は危機管理サービスを提供するインターナショナルSOS傘下のメドエアや国際商業会議所(ICC)などと連携し、健康管理用モバイルアプリ「ICC AOKパス」の試験運用を3月11日から開始する。対象期間は4週間で、路線はパリ(シャルル・ド・ゴール)と仏領グアダルーペおよびマルティニーク島を結ぶ2路線。

 パスはスマートフォン用アプリで、ブロックチェーン技術で保護されたネットワークを利用し、渡航先の要件に対応した各種認証を提供する。搭乗者が提携医療機関で実施した新型コロナウイルス検査結果をアプリに保存し、携行することが可能となる。

 試験運用では、テストユーザーのフィードバックなどを収集する。収集したデータは、同社が加盟するスカイチームが現在開発中のデジタル健康パスプロジェクトにも共有される予定。

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