茅野市、地域公共交通を試行 来年5月まで乗合オンデマンドタクシー
2021.02.15 00:00

長野県茅野市は、通学の電車時間に合わせたバスの運行と、アプリを活用した乗合オンデマンドタクシーの実証運行を開始した。自家用車がなくても自由に好きな時にどこへでも移動できる地域公共交通の構築を目指す。AIオンデマンドシステムを導入したハブ&スポーク型の地域公共交通体系の実現に向け、まずはエリアを絞って試行する。
通学バスを茅野駅とピアみどり間で2台運行する。期間は22年5月31日まで。乗合オンデマンドタクシー「のらざあ」はタクシー3台、ハイエース1台を使用。対象エリア内は茅野市街地、豊平、玉川、泉野、中大塩、米沢の一部、高速茅野バス停で、どこでも乗り降りできる。タブレット端末の貸し出しも行う。
運行費用を集めるため、100万円を目標にガバメントクラウドファンディングも3月10日まで実施している。
関連キーワード
アクセスランキング
Ranking
-
雇調金受給額、観光関連が上位独占 ANA筆頭にKNT-CTやHISも
-
12月百貨店外客売上89%減、通年は4年ぶりマイナス
-
ワクチン接種開始で新サービス、旅行会社やバス会社が余剰資源生かして
-
四国全域でワーケーション推進、周遊型プランや紹介窓口を整備
-
アゴダ、当日予約限定の新サービス 間際需要獲得へ最大30%割引
-
オンラインツアー好調の琴平バス、訪日も強化 コロナ後へ未開拓エリア紹介
-
持続可能な観光地経営 待ったなしの行動改革とイロハ
-
シニアの国内旅行意欲が復活 JTB総研調査、海外旅行の世代交代も
-
ヤフー×LINEで超アプリ確立へ 旅行のマッチング精度向上、事業者のDX支援
-
20年の日本人国内旅行消費55%減、近場旅行伸び単価9%低下