2021年2月8日号>オンラインツアーの磨き方 育てよう新たな柱に

2021.02.07 00:00

 コロナ禍によって市民権を得た商品の1つが旅のオンラインツアーだと思います。

 バス旅を模したものから海外のガイドとライブでつなぐもの、特産品などをその場で購入できるものからツアーにあわせて自宅に配送されてくるもの、無料のものから万単位の金額を取るものまでさまざま。

 一方でオンラインツアーを時限的な商品ととらえ、旅行再開時には縮小する考えの会社もありますが、せっかく灯った火を消してしまっていいのでしょうか。

 新たな事業の柱に育てられないものか。特集で問いかけました。

【特集】
 *オンラインツアーの磨き方
  育てよう新たな柱に

 オンラインツアーが市民権を得つつある。国内バス旅から海外を舞台とするものまで商品は広がりを見せ、大々的に商品強化を図る大手旅行会社もある。オンラインツアーを新たな事業の柱として育てる価値と可能性について考える。

  ▽未来を託す商材の可能性
  ▽オンラインツアー販売の本質
   西川丈次(観光ビジネスコンサルタンツ代表取締役社長)
  ▽オンラインツアーの磨き方
   Theme1顧客層を広げられるか
   高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
   Theme2アナログな要素を織り込めるか
   萬年良子(ベルトラ取締役COO)
   Theme3収益性を高められるか
   黒須靖史(ステージアップ代表取締役)


論文
 *「着地型観光」における地域主体性に関する一考察について(後編)
  望月徹(甲南大学経営学部経営学科特任教授)

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コラム
 *視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
 *SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
 *デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 松澤ダンフォード亜美(コミュニティーストラテジスト/ランチトリップ共同代表理事)

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