紋別市の新ガリンコ号就航、流氷観光やイベントクルーズを計画
2021.02.01 00:00

北海道紋別市の新たな砕氷観光船「ガリンコ号Ⅲイメル」が1月9日に就航した。イメルはアイヌ語で「光」という意味。ガリンコ号はこれが3代目となり、全長45.5m、366トンの3階建てで、2代目より一回り大きい造り。最大速度は1.5倍の16ノットで、より遠くの流氷帯まで到達できる。定員は40人に増えて235人となった。ただし、今シーズンは新型コロナウイルス感染症対策として上限170人で運航する。
3月末までは2代目と2隻体制で1日最大13便を運航する。4月以降は1日1便でオホーツク海クルーズ、5月末からは人気の釣りクルーズも設定する予定。さらに、各種イベントクルーズや、紋別広域の観光施設を組み合わせた芝桜などの花観光、海明けのグルメツアーも計画している。
就航に合わせ、同船が発着する海洋交流館も改装し、市内の人気6店舗が集まるフードコートが開業した。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
旧函館支庁庁舎が食と交流の場に 利活用プロジェクトがスタート
-
観光庁、全国対象の観光需要喚起策スタート GoToは「やらないということではない」
-
進化するペット同伴の旅 運輸大手が環境整備に本腰
-
今夏のクルーズ中止で関係者落胆 再開の壁高く 海事局「めど立たない」
-
兵庫県龍野地区、分散型ホテルで地域再生 民間投資呼び込む 改正不特法も活用
-
コロナ不活化の除菌スプレー、富士フイルム和光純薬が発売
-
『送別の餃子 中国・都市と農村肖像画』 幾多の出会いと別れが織り成す豊かさ
-
全長1万㎞のジャパントレイル始動 歩く旅を外客誘致の新たな素材に
-
4月の百貨店外客売上高47.6%増 客数2割増で3カ月ぶりプラス
-
徳島市、出張前後の旅行を助成 ブリージャーに5000円