大井川鉄道に35年ぶり新駅 受験・就活生にアピール、観光体験型施設も開業
2020.12.21 00:00
静岡県の大井川鉄道は11月12日、35年ぶりとなる新駅「門出」を島田市に開業した。これに伴い、隣の五和駅は「合格」駅に改称された。合格から門出につながる縁起の良い駅として受験生や就活生にアピールする。
門出駅は無人駅で、合格駅から約500m。待合室は同時オープンした観光案内所「おおいなび」と共用可能となっている。地元では以前から、駅名をもじって合格駅と呼び、入学試験や資格試験の際にお参りすれば合格に近づくとして、町おこしを盛んに行っており、新駅開業を機に改称した。
同日には、緑茶・農業・観光の体験型施設「KADODE OOIGAWA」も新東名高速道路島田金谷IC付近に開業した。新たな交流拠点を目指し、同社とJA大井川、島田市、中日本高速道路の4社で整備を進めていた。
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