ダイヤモンド・ビッグ社、地球の歩き方出版事業を譲渡 学研が引き受け
2020.11.30 00:00

ダイヤモンド・ビッグ社は、「地球の歩き方」など旅行ガイドブック出版事業とインバウンド事業を21年1月1日付で学研プラスに譲渡する。学研は新たに株式会社地球の歩き方を設立し、これらの事業を継続する。
ダイヤモンド・ビッグ社は地球の歩き方を主要コンテンツとして、海外旅行ガイドブックをはじめ、近年は都道府県ごとの御朱印関連書籍や「島旅」シリーズなど国内旅行本や訪日外国人向けの冊子も手掛けていた。学研によると、新型コロナウイルスの世界的流行で海外旅行関連の事業環境が大きく変わったことを背景に、ダイヤモンド・ビッグ社から事業引き受けについて打診されていたという。
学研側は、全国的に高い知名度を誇り、根強いファンの多い地球の歩き方のブランド力やコンテンツ創出力を踏まえ、デジタル展開の可能性やグループ各事業のグローバル展開での相乗効果が見込めると判断した。学研グループはデジタルトランスフォーメーション(DX)とグローバルを今後の2大成長戦略に位置付けている。
【あわせて読みたい】エイビーロード終了で時代に幕
関連キーワード
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
JAL、ESG戦略を成長の軸に 社会課題の解決や環境負荷軽減
?>
-
ANA、2期連続の最終赤字 需要回復で次期は黒字転換へ
?>
-
エアアジア、グーグルと提携でスーパーアプリへ前進 アセアン7億人に価値提供を
?>
-
豪FCM、アジアの法人旅行事業が回復 入国規制緩和で シンガポール6割増
?>
-
ウーバー、旅行手配へ本腰 フライトやホテルの予約可能に まず英国で開始
?>
-
JOPA、クルーズアドバイザー認定制度で救済措置 コロナ禍の資格失効者に特例
?>
-
カールソンやIATAもCO2排出量計算ツール開発 サステナブルな旅の選択支援
?>
-
羽田空港、新たな価値創造へ新事業 保税アートオークション誘致 地域産品の販売支援も
アクセスランキング
Ranking