水不要の公衆手洗い場、まず銀座で展開 コロナ時代のまちづくり
2020.10.26 00:00

新型コロナウイルスの感染を予防しながら安心して買い物をしてもらおうと、東京・銀座の主要商業施設の店舗前に水道不要の手洗い場が9月に期間限定で設置された。水処理装置の製造開発などを手掛けるWOTA(ウォータ)がGINZA SIX(ギンザシックス)や銀座三越、有楽町マルイなどパートナー企業・賛同団体と共に展開する公衆手洗い推進パートナーシップの第1弾。いつでも無料で手が洗える環境をまちぐるみで整備する。
ウォータが開発した水循環型ポータブル手洗い機「WOSH」は水道管不要のポータブル設計が特徴。水質の安全性を保つ3段階の水循環テクノロジーを搭載して水質を保ち、スマートフォンを紫外線に当てて除菌できる機能も付いている。
ウォータは銀座を皮切りにウィズコロナ時代のまちづくりとして、公衆手洗い場を21年夏までに増設。外出先での公衆手洗いの浸透を目指す。
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