アマン創業者のエイドリアン・ゼッカ氏、旅館で日本市場参入 「再定義に挑戦」
2020.10.26 00:00
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アマン創業者のエイドリアン・ゼッカ氏は旅館ブランド「Azumi(アズミ)」を立ち上げ、日本市場に参入する。同氏とつながりを持つアマン勤務経験者が代表を務めるナル・デベロップメンツと組み、21年春をめどに第1号を瀬戸内エリアに開業し、日本全国で展開する計画だ。
ゼッカ氏はアマンリゾーツでラグジュアリーホテルの新概念を打ち立てた。14年に会長兼最高経営責任者の職を退任し、グループを去って以降、その動向が注目されていた。
ゼッカ氏はアズミを旅館の再定義に挑戦するプロジェクトと位置付け、「アマンで表現してきたぜいたくさとは一線を画す豊かさの再解釈を表現したい」とコメント。「旅館は人である」をコンセプトに、街全体ににぎやかな連携をもたらすような地域を代表する宿のあり方を提案するという。
ブランド名は、古代の海の民とされるアズミ族から想起した。数寄屋建築で知られる三浦史朗氏が参画し、日本的建築を重視しつつ国際的に旅慣れた客が満足のいくしつらえとする。
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