羽田スマートシティ本格稼働、自律走行バスが定常運行
2020.09.28 00:00

羽田空港に隣接する大型総合施設「羽田イノベーション・シティ(略称:HICity〔エイチ・アイ・シティ〕)が9月18日に本格オープンした。国土交通省のスマートシティのモデルプロジェクトに選定されている施設は、研究開発中を含めた最新ICTを体験できるのが特徴。同日から、目玉の1つである自律走行バス「ナビヤ・アルマ」(写真)の定常運行が始まった。
手動による運転時は通常のハンドル・ブレーキと異なる特別な装置で操作できる特別装置自動車で、自動走行バスとして定常運行するのは国内で初めてという。基準緩和認定や道路使用許可を受けることで公道走行が可能となる。運行は、鹿島建設、ソフトバンク子会社のBOLDLY、マクニカ、日本交通の協力の下、HICityの開発を進める羽田みらい開発が手掛ける。
施設は地下1階、地上11階建てで、延べ床面積は約13万1000㎡。自律走行バスは、1階の通路バスプールからライブホールエリアや会議研修センターなど9カ所のゾーンを毎日10時30分から16時30分まで定期的に巡回する。定員は11人。来訪者であれば誰でも無料で乗車できる。
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