2020年9月14日号>海外旅行復活のロードマップ 来るべき再開に向けて

2020.09.13 00:00

 7月からタイやベトナムとの間で駐在員や長期滞在者を対象にしたレジデンストラックが始まり、徐々に対象国が広がっていくとはいえ、海外旅行の再開となるとまだまだ先…。

 東京五輪が無事閉幕して来年秋ごろから、いや来年ゴールデンウイークには、等々の声が上がりますが、長い道のりを歩まなければなりません。

 特集では、現下の課題や環境整備状況について整理しながら、再開へのシナリオについて探ってみました。

 果たして日本人の海外旅行の原点ハワイは突破口になるのでしょうか。

【特集】
 *海外旅行復活のロードマップ
  来るべき再開に向けて

 国内旅行が再開にこぎ着けたいま、次の照準は海外旅行の復活だ。まだまだ険しい道のりを覚悟しなければならないが、光明を見いだすことも不可能ではない。まずは業務渡航から往来を再開する動きも出てきた。旅行業界は海外旅行復活に向けどのようなロードマップを描くことができるのか。

  ▽海外渡航を取り巻く環境変化
  ▽マーケット視点
   早野陽子(JTB総合研究所チーフアナリスト)
  ▽デスティネーション視点
   辻野啓一(流通経済大学国際観光学科特任教授)
  ▽来るべき再開に向けて
   高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)


論文
 *デスティネーション・ブランド・エクイティの構造モデルにおけるデスティネーション・ブランド・エクスペリエンスの調節効果(前編)
  李相典(沖縄国際大学産業情報学部企業システム学科)

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誌上セミナー
 *海外の観光地域づくり
 丸山芳子(ワールド・ビジネス・アソシエイツ チーフ・コンサルタント)

コラム
 *視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
 *SCRAP ニュースにみる海外の旅行ビジネストレンド
 *観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子(ワン・グローカル代表取締役)

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