スクートが日本路線再開、成田と関西から週1便

2020.09.07 00:00

キャビンクルーも感染防止に万全な体制

 スクートは新型コロナウイルスの影響で運休していた日本路線を再開する。9月9日から成田/台北/シンガポール線、同19日からは関西/高雄/シンガポール線をいずれも週1便で運航する。同社はすでに日本路線に先駆け、豪州や香港、台湾、韓国などへの路線を再開している。日本と海外の往来は依然として入国制限があるが、一部で規制緩和の動きが見えてきたなか、全面的な再開の足掛かりとしたい考え。

 安心・安全対策として、搭乗前の健康チェックカードの提出と空港・機内でのマスク着用を求める。座席は指定し、変更は不可。食事や飲み物、免税品の機内販売を中止する。このほか、予約時の優先搭乗や座席アップグレードなど、一部のサービスを制限する。

 使用予定機材は375人乗りのB787-9型。関西線は高雄での乗り継ぎおよびシンガポールまでの利用は不可となる。