7月の客室利用率30.5%、GoTo 東京除外で見込みより低下
2020.08.24 00:00
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する135ホテルの7月の平均客室利用率は、前年同月を52.5ポイント下回る30.5%だった。新型コロナウイルスの影響が続くが、4連休で利用が増え、6月から若干回復した。ただ、22日から始まったGoToトラベルキャンペーンは東京が除外されたため、当初の見込みより利用が少ない施設が多かったようだ。
地域別では、減少幅が約20~60ポイントとばらつきがあり、関東が60.4ポイント減で最大。2大都市圏は約67〜68ポイント落ち込み、東京都が21.5%、大阪府は16.6%だった。
JCHAによると、自治体のキャンペーンやデイユースなどで底上げを図っているが、格安プランが多く、通常のビジネス客の増加を期待する施設が多いという。
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