2020年8月10日号>旅行代金は高くなる? 変化予測と対応のアイデア
2020.08.09 00:00
GoToトラベルキャンペーンがスタートし、旅行店舗には「最大35%割引!」などとうたったPOP類があふれます。
消費者の目下最大の関心事は安心・安全への取り組みですが、割引は消費者の背中を押してくれる常套手段というわけです。
一方でさまざまな感染防止対策を進めれば、旅の催行に関するコストは跳ね上がります。
特集は「旅行代金は高くなる?」。
ランド手配事情などを踏まえ事業者の対応について考えました。
いずれ安心・安全な旅行がプレミアムなものと捉えられる日が来るのかもしれません。
【特集】
*旅行代金は高くなる?
変化予測と対応のアイデア
コロナ禍でようやく国内旅行の再開にこぎ着けた旅行業界。今後は感染予防対策との両立を図らねばならず、コスト上昇は避けられそうにない。事業者は安心・安全や品質を確保するために必要なことと捉えたうえで、需要分散化やデジタル活用による効率化などの対策が求められそうだ。
▽安心・安全はただではない
▽国内旅行代金の変化
塩谷英生(公益財団法人日本交通公社理事・観光経済研究部長)
▽海外ランド費の変化
檀原徹典(ミキ・ツーリスト代表取締役社長)
▽消費者への啓蒙
橋本亮一(ブルーム・アンド・グロウ代表取締役)
▽デジタルの活用
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
論文
*DMOにおけるパフォーマンス・メジャーメントの研究(後編)
宮崎裕二(東洋大学国際観光学部専任講師)
注目のニュース
タイ・ベトナムとの往来再開
UNWTO駐日事務所が活動強化
日本のキャンプ人口、7年連続増
4月の出国者、3空港ゼロ
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
丸山芳子(ワールド・ビジネス・アソシエイツ チーフ・コンサルタント)
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*SCRAP ニュースにみる海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子(ワン・グローカル代表取締役)
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