2020年8月3日号>人はなぜ旅をするのか 変わる世界と変わらぬ本質

2020.08.02 00:00

 自由な移動が制約される時代だからこそ、人はなぜ旅をするのかという根源的なテーマにたどりつきました。

 特集では、コロナ禍によりパラダイムシフトが起ころうとするなか、文化人類学、消費行動特性、観光文化学、地球の旅人など4つの角度から人の本質についての考察を試みました。

 圧巻は書評欄でお馴染み、山田静さん。

 届いた原稿を編集しながら涙がこぼれてきました。

 いいなあ、旅って。

 先が見えず不安に苛まれているであろうツーリズムを支えるすべての人々へ、エールを贈ります。

【特集】
 *人はなぜ旅をするのか
  変わる世界と変わらぬ本質

 コロナ禍で長期にわたる自粛生活を余儀なくされ、多くの生活者は自由にどこかへ出かけるありがたみや旅の必要性を痛感したはずだ。コロナとの共生のニューノーマル時代へ変わりゆくいまだからこそ、人はなぜ旅をするのかという根源的テーマについて考えてみたい。

  ▽いま根源的テーマを考える意味
  ▽人の歴史と旅とのかかわり
   神崎宣武(民俗学者)
  ▽誰もが競って旅へ向かう理由
   谷口正和(ジャパンライフデザインシステムズ代表取締役社長)
  ▽旅をすることの意味合いとは
   鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類准教授)
  ▽旅人は何を求めているのだろう
   山田静(編集者/ひとり旅活性化委員会主宰)


この人に聞きたい
 *すべての答えはマーケットにある
  山北栄二郎氏(JTB代表取締役社長)

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コラム
 *視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
 *デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 松澤ダンフォード亜美(コミュニティーストラテジスト/ランチトリップ共同代表理事)

寄稿
 *訪日旅行需要の回復へセグメンテーションが重要
  齊藤飛鳥(AmobeeJapanシニアマネージャー)

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