6月の客室利用率27.0%、4~5月から上向く 観光地では 「東京差別」も
2020.07.20 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/0727_P07-02-1024x945.jpg)
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する119ホテルの6月の平均客室利用率は、前年同月を53.6ポイント下回る27.0%だった。新型コロナウイルスの影響で低稼働が続くが、4~5月の10%台からは回復傾向。JCHAによると、工業団地近隣の施設で工場の再開に伴うビジネス利用が見られるほか、自治体の割引キャンペーン利用があるという。
地域別では10~50%台と幅があり、2大都市圏は17%台と低さが目立った。東京都は五輪延期による予約取り消しに加え、感染者増加が影響。また、観光地では、東京都から来た客とフロアを分けてほしいなどとの要望が出ているようだ。
営業状況は45軒が休館。営業している施設では、週末の休業や客室の縮小など、さまざまな工夫を講じている。
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