2020年7月20日号>五輪とツーリズム 最善のシナリオを描くために
2020.07.19 00:00
東京五輪開催までの時間は観光・旅行産業にとって黄金の時間といわれましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による開催延期で生まれた新たな時間はどう表現されるのでしょう。
特集は五輪とツーリズム。
開催中止という最悪の事態も想定されるなか、最善のシナリオに向けて、あらためて五輪ビジネスの本質について考えました。
JTB総研の山下真輝さんは言います。
「今回の延期はあと1年さらに進歩する余地が与えられたと考えるべき」。
新たな1年間を黄金色に輝かせることはできるでしょうか。
【特集】
*五輪とツーリズム
最善のシナリオを描くために
新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより1年間の延期を余儀なくされた東京五輪。延期による経済損失は6000億円とも2兆円近くとも試算され、観光・旅行業界も対応に追われた。21年7月23日までの新たな1年間を生かすために、あらためて五輪とツーリズムについて考える。
▽次への新たなステージとして
▽五輪ビジネスの本質
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
▽五輪ビジネスへの問いかけ
Theme1 1年間の延期をプラス材料にする
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
Theme2 ユニバーサル視点からの再考を
篠塚恭一(SPIあ・える倶楽部代表取締役)
Theme3 ツーリズムにとって21年7月の意味
山下真輝(JTB総合研究所主席研究員)
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コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*SCRAP~ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*ビジネスパーソンの日々雑感 平塚雄輝(otomo代表取締役CEO/インバウンドガイド協会事務局長)
統計・資料
*渡航先別日本人訪問客数
*国・地域別訪日外国人客数
*旅行業主要47社 4月の取扱状況
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