韓国観光公社、中国の生番組で旅行商品販売 リアルタイム視聴者220万人
2020.07.13 00:00
韓国観光公社(KTO)が中国のトリップドットコムグループと手を組み、7月1日に訪韓旅行商品を販売した。中国のインターネット放送「スーパーボス・ライブショー」で海外旅行商品を販売するのは初めてという。KTOによると、リアルタイム視聴者は220万人を記録した。放送では宿泊やエバーランドなどの入場券がリアルタイムに販売された。
KTOは「コロナ後最初の訪韓プロモーションだが、それ以上の拡大解釈は適切でない。国際観光が不確実な状況で、通常の渡航が可能になった時に利用可能な権利を販売しただけ」と述べた。実際、利用期間(最大9カ月)内に未使用の場合は全額返金される。
中国からのインバウンドを扱う旅行会社の中には中国政府のフライト制限と韓国政府の入国時の隔離措置がいつまで続くかわからない状況で、今回のプロモーションに疑問を示すところもある。一方で韓国への団体観光禁止措置が敷かれるなかで、中韓観光交流本格再開への期待も膨らんでいる。
韓国旅行新聞7月6日
カテゴリ#観光マーケティング#新着記事
キーワード#OTA#新着記事
キーワード#中国#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
リッツ・カールトン・ワイキキ、大規模改装で魅力アップへ 日本人客が順調回復
-
上越市、市民と訪日客のコミュニケーション支援 アプリで実証実験
-
<PR>沖縄の修学旅行の新たな素材発見 探究学習やSDGsプログラム体験で
-
自家用車での客送迎、規制を大幅緩和 立ち寄り先など拡大 ガイド業務でも解禁
-
DAOってなんだ? 分散型自律組織が変える地域づくり
-
『トルコ現代史』 存在感増す背景に帝国600年の貫禄
-
2月の平均客室利用率80% ANHA調査 インバウンド好調で東京90%
-
生徒がつくる教育旅行で日本を変革 「地域みらい旅」全国展開へ 東大阪市を皮切りに
-
東海初、ホテルに無人決済売店 省人化で人手不足に対応 早朝・深夜営業可能に
-
デルタ航空、海外旅行未経験者の開拓強化 供給量増強で体制充実