主要旅行業者の3月取扱額71.4%減 渡航・移動制限で全分野に打撃
2020.06.15 00:00
観光庁がまとめた3月の主要旅行業者48社の総取扱額は、前年同月比71.4%減の1200億3564万円となった。新型コロナウイルスの感染拡大により出入国や国内移動が制限され、すべての旅行分野が壊滅的な打撃を受けた。最も落ち込みが大きかったのが海外旅行で、84.7%減の225億8920万円。外国人旅行も71.4%減の58億1676万円となり、特に募集型企画旅行は取扱額・取扱人数ともに94~95%落ち込んだ。国内旅行は63.7%減の916億2967万円。
企業別では、すべての旅行会社が約4〜9割減と低迷した。最もマイナス幅が小さかった菱和ダイヤモンド航空サービスでも41.9%減。阪急交通社、沖縄ツーリスト、ヤマハトラベルサービスは9割以上の落ち込みとなった。
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