日本航空、名大留学生に機内食用無洗米など寄付

2020.06.10 19:00

留学生にお米と機内ドリンクが手渡された

 日本航空(JL)中部地区は6月10日、コロナ禍に苦しむ名古屋大学留学生に機内食用の無洗米などを寄付した。同大学学生支援センターの呼びかけに応じたもので、機内食用無洗米3合入り110袋と機内ドリンク1リットル入り150本が学生支援センター前に集まった40人ほどの留学生に手渡された。

多言語で書き込まれた留学生からのありがとうメッセージ

 名古屋大学の学部・大学院留学生は現在1700人ほど(短期・交換留学生含め約2700人)。支援センターでは4月末から卒業生らに食糧の寄付を呼びかけ、これまでに約4万食、延べ4000人以上の学生に支援してきた。留学生はその場に用意されたありがとうメッセージを、それぞれの言語で書き込んだ。

留学生と写真に納まるJLの五百旗頭義高(いほきべ・よしたか)中部地区支配人(右端)とシニアスタッフの五島遥香さん(中央)、名古屋大学副総長補佐の土井康裕教授(左端)

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