主要7空港の1月利用実績、外国人入国者の減少率縮小 中華圏が補完
2020.05.04 00:00

法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の1月の利用動向は、日本人出国者が那覇を除く6空港で軒並み減少に転じた。新型コロナウイルスが中国国内で広がりを見せ、主要観光施設が閉鎖されるなど、レジャー客に影響が及んだ。これに対し、外国人入国者は春節休暇を受けて中華圏市場が好調で、4空港が前年同月を上回った。
外国人入国者は日韓関係悪化の影響で地方空港を中心に低調が続いていたが、関西がプラスに転換した。新千歳、福岡、那覇は依然としてマイナスだが、減少率は縮小した。ただし、韓国人入国者は全空港で減少したままで、特に新千歳と那覇が8割近い落ち込み。一方、新千歳は中国人が36.4%増、那覇は香港人が69.7%増とカバーした。
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