2020年4月27日号>旅のサステナブル認証 消費者に選ばれる事業者の要件
2020.04.26 00:00
インド北部では新型コロナウイルスの感染対策による都市封鎖で大気汚染が改善し、200キロ離れたヒマラヤ山脈が約30年ぶりに望めるようになったといいます。
コロナ危機の思わぬ福音に市民は感嘆しているとのことですが、アフターコロナの世界では持続可能な観光が急速に推進されていくことになるのでしょうか。
特集はその方法論としてのサステナブル認証に着目しました。
とりわけ取り組みに課題を抱える旅行事業者がどう向き合うのか、シリーズ企画「持続可能な観光への問いかけ」で考察しました。
【特集】
*旅のサステナブル認証
消費者に選ばれる事業者の要件
ツーリズム産業における持続可能性の強化と獲得は、理念をお題目として唱えていればよい時代は過ぎ去った。近い将来、ビジネスの必須要件となることは間違いない。その流れを加速する認証制度の立ち上げが国内外で進んでいる。
▽持続可能な観光指標導入へ
▽事業者認証の本質
高山傑(スピリット・オブ・ジャパン・トラベル代表取締役/一般社団法人JARTA代表理事)
▽サステナブルな事業者への問いかけ
Theme1経営者いかに向き合うか
熊田順一(JTB総合研究所主席研究員)
Theme2実践に向けてどう取り組むか
小林英俊(北海道大学観光学高等研究センター客員教授)
Theme3消費者に選ばれる商品とは何か
戸沼如恵(エコ・コンシャス・ジャパン代表)
注目の事例
*クラビトステイの酒蔵に泊まって酒造り
本格体験と地域観光素材の妙
注目のニュース
観光のGDP寄与額、8.9兆ドル
非常時の外客対応、拡充へ指針
外出自粛で旅行を仮想体験
3月の客室利用率32.3%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『「大切な細部」に気付いて徹底しよう』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*黒須靖史のミステリーショッパー
*ビジネスパーソンの日々雑感 板村康(ウィラー地方創生チーム プランニング・リーダー)
統計・資料
*2019年賃金実態調査
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