主要旅行業者の11月取扱額、国内・海外低調で2.3%減
2020.02.17 00:00

観光庁がまとめた19年11月の主要旅行業者48社の総取扱額は、前年同月比2.3%減の4237億5679万円となった。海外旅行は香港のデモが長引き、4.1%減の1403億1994万円で5カ月連続マイナス。国内は3.0%減の2610億1037万円で、首都圏などを襲った台風19号によるキャンセルや旅行需要の落ち込みが響いた。外国人旅行は欧米豪が下支えし、23.5%増の224億2648万円。
総取扱額でプラスは12社。大手が軒並み低調のなか、ANAセールスが27.5%増と伸び率でトップ。旅工房(18.6%増)、エアトリ(16.0%増)と続いた。いずれも海外が2桁増と好調だった。
なお、同月から、エイチ・アイ・エス(HIS)が同調査への業績開示を取りやめたため、対象は48社に減少した。
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