2020年2月17日号>イン・アウト連携を進めよう 日本ならではの観光立国スタイルへ
2020.02.16 00:00

インバウンドとアウトバウンド。それぞれ別次元で捉えるのでなく、両者を合わせた相互交流人口で捉えるスタイルが徐々に広がっています。
観光先進国を目指す日本も、かつては旅行者送り出し国として評価を得ましたが、現在は受け入れ国としての評価が先行するといった特異な経験を有します。
創刊55周年記念号ではアウトバウンド関係者によるインバウンド拡大への圧倒的な知見が紹介されました。
ならば、イン・アウトの積極的なビジネス連携ができないものか……。
特集で問いかけました。
【特集】
*イン・アウト連携を進めよう
日本ならではの観光立国スタイルへ
訪日外国人と日本人出国者合わせて5000万人が行き交う日本の観光市場だが、インバウンドは成長が減速。アウトバウンドも中長期的に悲観要素が少なくない。そうした日本の観光を持続的に発展、成長させていくには、イン・アウトの積極的な連携を模索していく必要がありそうだ。
▽観光の時代を拓く日本のスタイル
▽イン・アウト連携の本質
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
▽イン・アウト連携への問題提起
Theme1 総合政策が立てられないか
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
Theme2 人事交流を推進できないか
鮫島卓(駒沢女子大学観光文化学類准教授)
Theme3 連携強化によるビジネス推進を
大下幸夫(IGRいわて銀河鉄道銀河鉄道観光所長)
統計・資料
*渡航先別日本人訪問客数
*国・地域別訪日外国人客数
注目のニュース
ブリージャー促進へ政府が本腰
WOWOW、旅に顧客理解の鍵
19年の国際旅行者、14.6億人
10月外国人入国者、3空港減
誌上セミナー
*海外政府観光局のトリセツ
早瀬陽一(アビアレップス代表取締役)
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 有川鴻哉(ホットスプリング代表取締役CEO)
取材報告
*世界的課題に対応「誇り持てる飛行に」
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2022年5月30日号>テレビと地域振興 BS開局続々で誘客に新局面
?>
-
2022年5月23日号>クルマ離れが変える旅 免許保有率低下のなかで
?>
-
2022年5月9・16日号>せとうちの地域戦略 尾道で世界に開く観光地づくり
?>
-
2022年5月2日号>新入社員の君へ いま届けたい産業人の思い
?>
-
2022年4月25日号>海外旅行の扉を開く 旅行業の復権はいかに
?>
-
2022年4月18日号>ウクライナ危機とツーリズム 軍事侵攻がもたらす世界的リスク
?>
-
2022年4月11日号>人手不足を乗り越える 課題克服と未来への変革
?>
-
2022年4月4日号>失敗できない出口戦略 政府・地域・産業界のインバウンド再開
アクセスランキング
Ranking
-
KNT-CT、6割増収で赤字縮小 今期の黒字化予想 非旅行業を強化
-
訪日実証ツアーで観光再開へ前進 米国など4カ国 旅行大手6社が実施
-
「このままでは観光孤立国に」 観光関連団体、水際対策緩和要望で危機感あらわ
-
4月の客室利用率63.8% 前年比18.5ポイント増 9地域でプラス
-
旅行促進へメタバースの役割増加 83%が購買に興味
-
クルマ離れが変える旅 免許保有率低下のなかで
-
エクスペディアが新戦略、事業者の旅行販売を包括支援 検索機能の改善も
-
関西経済同友会、舟運の活用を提言 クルーズで関西の広域観光模索
-
持続可能な旅の企業連合、エクスペディア加盟で活動に広がり CO2排出量測定など
-
旅行の成約率が上昇傾向 買い物かご放棄は減少