2020年2月10日号>観光MaaS ステージは実証実験へ 

2020.02.09 00:00

 モビリティ・アズ・ア・サービス。略してMaaS。

 近年、観光業界を席捲するキーワードといえるかもしれません。

 自家用車以外のすべての交通手段を情報通信技術の活用によりシームレスにつなぐ新たな移動の概念ですが、サービスの幅も広く現状は百花繚乱の様相です。

 国交省の新モビリティサービス推進事業に選定された先行モデル事業は全国で19。

 特集ではこのうち、観光型MaaSとしてトップランナーを自負するJR東日本と東急によるIzukoの体験レポートを軸に現状と課題を紹介しました。

【特集】
 *観光MaaS
 ステージは実証実験へ

 複数の交通手段を一体的な移動サービスとして提供するMaaS(Mobility as a Service)への期待が高まっている。さまざまな事業者が乗り出し、ステージは実証実験に入った。しかし、プロジェクトが乱立し、概念や違いが理解しづらい状況も垣間見える。実証で具体的な課題も見えてきた。

  ▽乱立気味のプロジェクト
  ▽JR東日本・東急の事例
  ▽地域を巻き込む
   福井善朗(山陰インバウンド機構代表理事)
  ▽実装に向けて
   日高洋祐(MaaS Tech Japan代表取締役社長)


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 *デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田直美(沖縄ツーリスト執行役員経営管理推進室長)

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