2020年2月3日号>フライトシェイム 航空産業に吹く逆風
2020.02.02 00:00

昨年5月のSCRAP欄で「フライトシェイム」という言葉が初登場した際、その和訳「恥」を見出しに立てるか否かで逡巡したことがあります。
筆者の意向も踏まえ、見出しは「フライトシェイムとグレタ効果」に落ち着きましたが、あれから9カ月でこの造語もすっかり市民権を得た印象があります。
驚いたのはコールドプレイが航空機移動による環境負荷を理由にツアー休止を決めたこと。
環境問題への意識が高い若年層への影響も懸念されます。
さて航空産業の対応はいかに。特集で紹介しました。
【特集】
*フライトシェイム
航空産業に吹く逆風
欧州で航空機利用を避ける動きが広がっている。温室効果ガスを大量に排出する航空機利用は恥ずべきふるまいとされ、「フライトシェイム」なる新語まで生まれている。航空会社や航空機メーカーの地球温暖化対策への圧力が急速に強まっている。
▽消費者の意識の変化
▽欧州航空業界の対応
牛場春夫(フォーカスライト日本代表/航空経営研究所副所長)
▽欧州航空需要への影響
戸崎肇(首都大学東京都市環境学部特任教授)
▽電動航空機実用化への道
論文
*韓国人観光客の宿泊レビューに対するレスポンス
注目のニュース
日本人海外旅行、初の2000万人超
JTB、ソリューションモデル加速
LINE、ID活用で次の成長段階へ
12月の客室利用率77.6%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『「答える」を「応える」に変えて』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*黒須靖史のミステリーショッパー
*ビジネスパーソンの日々雑感 津田佳明(ANAホールディングス デジタル・デザイン・ラボ チーフ・ディレクター)
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年3月31日号(最終号)>次期基本計画への視点 訪日6000万人時代の要諦
?>
-
2025年3月24日号>観光支援策の課題と展望 会計検査院報告を読み解く
?>
-
2025年3月17日号>動き出したNDC流通 国際航空券販売に変化の兆し
?>
-
2025年3月10日号>20代女子の旅行意欲 消費けん引する黄金世代
?>
-
2025年3月3日号>観光庁予算の急所 成長ステージへの端境期
?>
-
2025年2月24日号>国内旅行の壁 日本人の旅は縮小を続けるのか
?>
-
2025年2月17日号>AIを味方にできるか 変わる旅の提案
?>
-
2025年2月10日号>昭和100年 観光・旅行業のための企画のヒント