ジャルパックが顧客満足度1位 JCSI調査、スターフライヤーは10年連続
2019.12.09 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/mark-804938_1280_R.jpg)
公益財団法人日本生産性本部のサービス産業生産性協議会が実施した19年度日本版顧客満足度指数(JCSI)調査で、ジャルパックが旅行部門の1位となった。顧客満足度のほか、顧客期待、知覚価値、推奨意向など、6つの指標すべてで1位を獲得した。
同調査は顧客満足を数値化・可視化し、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的とした日本最大級の顧客満足度調査。7業種(百貨店、衣料品店、旅行、国際航空、国内長距離交通、教育サービス、生活関連サービス)を対象とした今回調査は8~9月の約1カ月間にインターネットで実施し、約110の質問に対する回答からスコアを算出した。総回答者2万3416人。
旅行部門は12社が調査対象で、ジャルパックは81.0ポイントを獲得し、3年ぶりの首位に立った。昨年1位の日本旅行は78.5ポイントで3位。2位には78.7ポイントを獲得した阪急交通社が浮上した。同協会によると、ジャルパックは17年度から18年度にかけてスコアが横ばいだったが、19年度は上昇。また、阪急交通社は、17年度から18年度にかけてスコアが低下したものの、19年度は上昇した。一方、日本旅行は17年度以降、横ばいだった。
このほか、国際航空部門ではシンガポール航空が79.6ポイントで日系2社を押さえて1位となり、国内長距離交通部門ではスターフライヤー(81.6ポイント)が10年連続となる1位を獲得した。
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