2019年12月9日号>宿泊施設の品質認証を考える 日本標準の制度化を急ごう 

2019.12.08 00:00

 「宿泊施設の品質について日本独自の指標がなく、海外での広報業務を展開しづらい」。

 国内で開業する5つ星クラスのホテルの広報業務を担うPRエージェント代表の言葉です。

 すでに日本ではサクラクオリティという品質認証制度が運営されていますが、なかなか日本標準として広がりを見せていない現状があるためです。

 特集では、日本標準の制度化を急ごうと問いかけました。

 それにしても、ミシュランの星付き店舗数で東京は圧倒的な世界一を誇るのに、なぜ宿泊品質認証は…とも思います。

【特集】
 *宿泊施設の品質認証を考える
  日本標準の制度化を急ごう

 海外では宿泊施設の品質認証制度や格付けが定着し、旅行者の選択の目安として機能している。一方で日本ではすでに品質認証制度もあるものの、普及しているとは言い難い。訪日外国人増加に伴う重要性の高まりに、品質認証制度の現実が追い付かない。

 ▽広がらない認証制度
 ▽品質認証制度の本質
  北村剛史(観光品質認証協会統括理事)
 ▽宿泊認証標準化への問いかけ
  Theme1宿泊認証がなぜ進まないか
  井口智裕(雪国観光圏代表理事/いせん代表取締役)
  Theme2ホテルが求める認証制度とは
  塩島賢次(日本ホテル顧問/JRホテルグループ事務局長)
  Theme3日本標準にしていくためには
  井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)


統計・資料
 *国・地域別訪日外国人客数
 *渡航先別日本人訪問客数

注目のニュース
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誌上セミナー
 *海外政府観光局のトリセツ
 早瀬陽一(アビアレップス代表取締役)

コラム
 *視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
 *SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
 *観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 有川鴻哉(ホットスプリング代表取締役CEO)

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