旅専が20周年で気持ち新たに、古谷会長「時代に合わせて変化」
2019.12.02 00:00
旅専(旅の専門店連合会)は11月27日、神田明神文化交流館「エドッコ」で設立20周年記念パーティーを開き、加盟20社が協力し合って旅行業界の発展に寄与することを誓った。
旅専は1999年3月に設立され、特定地域やテーマの専門旅行会社が加盟し、情報を交換したり、情報発信を協力して実施している。
歴代会長が挨拶に立ち、風の旅行社の原優二代表取締役社長は、「非常に苦しい状況もあったが、互いに声をかけ合い、励まし合ってきた」と振り返った。フィンコーポレーションの椿敬代表取締役会長は、「活動は非常に刺激になった。これからは若い世代に活躍してもらいたい」とエールを送った。また、ビーエス観光の水野剛代表取締役は、「これからは得意技を掘り下げ、新しいことに挑戦する必要がある。業界の活動をしっかりと発信していきたい」などと述べた。
現会長を務めるアドベンチャーガイズの古谷聡紀代表取締役専務は、「時代に合わせて団体も変わっていく必要がある。若い世代にバトンを引き継げるように次の30周年に向けて活動していきたい」と語った。
また、同日は、地球の周りに黄色のラインをあしらった新たなロゴも発表された。
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