主要旅行業者の8月取扱額、香港・韓国低調で4.6%減
2019.11.11 00:00

観光庁がまとめた8月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比4.6%減の5072億5531万円となった。海外旅行は3.4%減の2164億9141万円。政府間関係の悪化で航空座席供給量が減少している韓国への需要が減退したほか、デモが長引く香港も低調だった。国内旅行はお盆を直撃した台風のあおりを受け、6.3%減の2717億656万円だった。一方、欧米豪市場に支えられた外国人旅行は8.5%増の190億5734万円。
総取扱額が増加した旅行会社は11社にとどまった。大手が軒並み減少した一方、海外旅行が2桁増と好調だった富士急トラベル(68.9%増)や旅工房(19.5%増)、菱和ダイヤモンド航空サービス(16.4%増)など、中堅旅行会社がプラス成長を確保した。
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