9月の客室利用率82.7%、台風響き関東など半数地域マイナス
2019.10.21 01:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/1028_P07-1-1024x952.jpg)
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する126ホテルの9月の平均客室利用率は、前年同月を0.2ポイント下回る82.7%となり、2カ月連続のマイナスとなった。千葉県など関東南部や静岡県で大規模な停電や断水を引き起こした台風の影響を受け、関東・東海のほか、東北、中国、四国、九州が前年を割り込んだ。横ばいだった甲信越を除くと、プラス成長は北海道、北陸、近畿の3地域のみにとどまった。
最も利用率が高かったのは北海道の90.7%。18.2ポイントの大幅増で、4カ月連続で全地域中トップを走っている。最も低かったのは四国の59.4%。
2大都市圏は、東京都が3.2ポイント減の88.0%で、6カ月連続のマイナス。大阪府は8.5ポイント増の82.1%だった。
カテゴリ#観光統計#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く