主要旅行業者の5月取扱額、10連休効果も2.7%増どまり
2019.08.19 08:00
観光庁がまとめた5月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比2.7%増の4410億6007万円となった。海外旅行は1.5%増の1661億1909万円、国内旅行は2.9%増の2518億5732万円。10連休となったゴールデンウイーク(GW)の影響で遠距離方面が伸びたが、出発が前半に集中し微増にとどまった。海外の募集型企画旅行は17.4%増と好調だったが、取扱人数は0.3%減。外国人旅行は8.4%増の230億8366万円。
企業別に見ると、23社が総取扱額でプラスとなった。増加率トップは旅工房の26.7%増。主力の海外旅行が3割近く伸びた。2位の日本旅行は21.5%増となり、国内が26.4%増で全社中最大となったほか、海外と外国人旅行も1割以上伸びた。
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#主要旅行業者#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
ツーリズムのリーダー論 誰が産業界を牽引するのか
-
観光業界キーパーソンに聞くリーダー論
-
築地場外市場にスマートごみ箱 ポイ捨てなど課題に対処
-
観光庁予算、旅客税財源の比率83%に上昇 コンテンツ強化、ICT、DMOに注力
-
今治に地域創生のヒント クールジャパンDXサミットで岡田武史氏が披露
-
観光収入、日本は伸び率上位 59%増で米仏など大国しのぐ
-
文化観光の計画認定、旧醤油工場も たつの市など4件 制度開始から計57件に
-
主要7空港の外国人入国者数、那覇もようやく19年超え 9月実績 韓国3.7倍で
-
小樽市、ファンコミュニティー開設でリピーター育成 新たな魅力発掘も
-
未体験の訪日市場出現の中で ひがし北海道DMOがシンポジウム