2019年8月12日号>海外旅行の新目標を考える ポスト2000万人をどう描くか
2019.08.12 01:00
「海外旅行の熱気を取り戻したい」。
08年4月に海外旅行者2000万人達成へVWCがスタートした際、JATA特別委員長を務めていた佐々木隆JTB社長(当時)の言葉です。
あれから11年。悲願の海外旅行2000万人目標達成が見えてきました。
一方で閉塞的状況に置かれていた当時から指摘された産業の諸課題は大きく変わっていない印象があります。
特集「海外旅行の新目標を考える」はそんな思いから企画しました。
海外旅行の熱気は戻ったのでしょうか。
そしてポスト2000万人はどう描けばいいのでしょう。
【特集】
*海外旅行の新目標を考える
ポスト2000万人をどう描くか
海外旅行市場が好調に推移している。昨年、過去最高を記録したのに続き、今年は旅行業界悲願の2000万人突破も視野に入る。一方で市場の好調とは裏腹に旅行業界の足元はおぼつかない。果たしてこれが旅行業界が描いた2000万人時代の姿だったのか。そして、ポスト2000万人をどう描くのか。
▽海外旅行2000万人時代の現実
▽ポスト2000万人への問いかけ
Theme1 2000万人をどう検証するか
原優二(風の旅行社代表取締役社長)
Theme2 量的目標設定を続けるのか
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
Theme3 海外旅行の新目標をどう描くのか
本保芳明(国連世界観光機関〔UNWTO〕駐日事務所代表)
統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
注目のニュース
日韓関係悪化で訪日旅行に影響
東京五輪ツアー、出足好調
京都市、観光客減も消費額16%増
主要7空港で出国者大幅増
誌上セミナー
*海外政府観光局のトリセツ
早瀬陽一(アビアレップス代表取締役兼CEO)
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 有川鴻哉(ホットスプリング代表取締役CEO)
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