主要旅行業者の4月取扱額、10連休効果で14.5%増
2019.07.29 17:42

観光庁がまとめた4月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比14.5%増の4422億9344万円となった。10連休となったゴールデンウイーク(GW)の影響で、海外旅行は23.4%増の1819億4128万円と大幅な伸び。欧州などロング方面が好調だったことも押し上げ要因となった。国内旅行も9.1%増の2321億3886万円と2カ月ぶりのプラス成長。外国人旅行は7.4%増の282億1329万円だが、募集型企画旅行は12.9%減少した。
企業別では、約半数の24社が総取扱額で増加した。大手が軒並みプラスで、旅工房やエボラブルアジアなど海外旅行に強いオンライン専売企業が伸びた。一方、10連休が稼働日数に影響してか、業務渡航系は前年割れが目立った。
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