2019年7月22日号>東京五輪開催まで1年 観光産業の準備は待ったなし
2019.07.22 01:00

JTBの高橋広行社長が「黄金の時間」と表する東京五輪開催までの時間も1年。
観戦チケット抽選の話題はもとより、期間中のJRの終電延長や大手企業の在宅勤務方針など具体的な対応策も徐々に明らかになっています。
特集の対応状況アンケートでも、進んでいると回答する企業が初めて6割を超え、急速に準備が整いつつあることがうかがえます。
ただ、その中身を見ていくと、必ずしも黄金の時間を享受するまでに至っていない印象も。
さあ、泣いても笑ってもあと1年です。
【特集】
*東京五輪開催まで1年
観光産業の準備は待ったなし
20年7月24日に開幕する東京オリンピック・パラリンピックまで1年となった。観戦チケット販売の話題が予想以上の盛り上がりを見せるなどムードも高まってきた。観光産業の準備も着々と進みつつある。
▽テストイベントなど活発化
▽観光関連事業者の現状
▽残された1年ですべきこと
須田寛(東海旅客鉄道相談役)
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
注目の事例
*中部空港の日帰りヒコーキ
気軽な旅の提案で新たな需要を創出
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18年の観光消費額、1.7兆ドルに
4月旅行取扱額、14.5%増
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『タイ市場の現状と展望』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*ひと 平塚雄輝氏(otomo代表取締役CEO)
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
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取材報告
*IPWが示した米国旅行素材のパワー
統計・資料
*旅行業主要49社 4月の取扱状況
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