5月の客室利用率80.1%、10連休影響で東京・大阪低下
2019.07.01 18:25
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する119ホテルの5月の平均客室利用率は、前年同月比0.3ポイント減の80.1%となり、3カ月ぶりのマイナスに転じた。2大都市圏が4ポイント以上落とし、10連休となったゴールデンウイーク期間中のビジネス需要の低下や地方への需要流出などの影響があったとみられる。
東京都が5.6ポイント減の82.3%、大阪府は4.4ポイント減の78.9%だった。関東が1.3ポイント減、近畿が1.8ポイント減にとどまった状況を踏まえても、大都市が振るわなかったことがわかる。
ただし、関東は全国10地域中で利用率が最も高い83.1。東海(81.3%)、北海道(80.9%)、近畿(80.4%)が8割超え。マイナス基調が続いていた北陸と四国もプラスに転じた。
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