2019年4月29日号>ダイナミックプライスの衝撃 岐路に立つパッケージツアー
2019.04.29 15:26
需給バランスに応じて目まぐるしく価格が変動するダイナミックプライス。
航空券やホテルなど旅行を構成する素材に普及してくれば、旅行会社の商品造成もこれまでどおりにいかなくなります。
向こう何カ月もの価格設定のあるツアーの紙パンフレットは作れなくなるといった声も聞こえてきます。
すし屋のように「時価」などと表示するわけにもいきません。
特集では特に旅行業界への影響について取材しました。見方を変えれば、課題多き旅行パンフレットを一新するチャンスなのかもしれません。
【特集】
*ダイナミックプライスの衝撃
岐路に立つパッケージツアー
ダイナミックプライス(変動型料金)がさまざまな分野に広がっている。その源の旅行業界では、海外航空券や宿泊の単品販売からパッケージツアーに波及し、ついに国内ツアー運賃にも導入される見通しになった。旅行会社はビジネスモデルの見直しを迫られることになり、衝撃が広がっている。
▽危機に瀕する国内旅行
▽国内ツアーの動向
▽海外ツアーの動向
▽旅行業取引への視点
三浦雅生(弁護士)
▽パンフレットへの視点
安田亘宏(創造開発研究所フェロー・主席研究員)
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論文
*Blockchain技術に対しての旅行観光分野での取り組みと学会活動への提言
鈴木耀夫(NPO観光情報流通機構専務理事)
注目のニュース
公取委、OTA3社に立ち入り検査
訪日誘致、次の照準はスイスや中東
最も行きたい国、日本1位に
3月の客室利用率84.9%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『バトンリレーで最幸の感動を』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*ひと 小泉陽子氏(グローバルユースビューロー執行役員企画開発部長)
*黒須靖史のミステリーショッパー
*働き方改革指南 戸國大介(社会保険労務士事務所ライトハウス代表)
*ビジネスパーソンの日々雑感 津田佳明(ANAホールディングス デジタル・デザイン・ラボ チーフ・ディレクター)
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