主要旅行業者の12月取扱額、ふっこう割効果で4.4%増
2019.04.22 17:27

観光庁がまとめた18年12月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月を4.4%上回る4507億4587万円となった。国内旅行が1.0%増の2206億5110万円となり、2カ月連続のプラス成長。胆振東部地震で落ち込んだ北海道旅行の需要回復に向けて投入された「ふっこう割」を適用した旅行の取り扱いが好調だった。海外旅行は8.8%増の1661億8889万円。外国人旅行も欧米豪市場が堅調に推移した結果、8.6%増の189億586万円となった。
企業別で総取扱額が増えたのは27社。国内旅行はプラスが19社と半数以下にとどまったのに対し、海外旅行は33社。ニッコウトラベルが214.0%増、西武トラベルが49.6%増と大幅に伸びたほか、業務渡航系が軒並み2桁増と好調だった。
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