2019年3月11日号>宿泊予約サイト問題の検証 海外勢に強まる監視
2019.03.11 15:08
昨年、シートリップが運営する旅行予約サイトの宿泊施設の空販売問題が騒がれましたが、それに先んじて豪州ではトリバゴが公取委に提訴されていました。
最安値を印象づける客室料金の表示に問題があったというものです。
オンラインでの宿泊予約サイトが乱立するなか、商取引の透明性に社会の厳しい目が向けられます。
特集は、いま世界中でメスが入り始めたオンライン宿泊予約について紹介しました。
特にフォーカスライト日本代表・牛場春夫さんの海外レポートは必読です。
【特集】
*宿泊予約サイト問題の検証
海外勢に強まる監視
宿泊予約サイトが客室流通の主役の座を占める一方で、世間を騒がせる問題が相次いでいる。日本では昨年末、Trip.comの空販売が浮上し、海外では大手OTAが規制当局の警告を受ける事態に。利用者の増大でより高い透明性が求められる宿泊予約サイトの問題を検証する。
▽Trip.com問題の検証
▽Trip.com問題の法的見解
三浦雅生(弁護士)
▽宿泊予約サイトの海外動向
牛場春夫(フォーカスライト日本代表/航空経営研究所副所長)
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誌上採録
*東京MICEが世界で勝ち抜くには
市川宏雄氏(明治大学名誉教授)
注目のニュース
白川郷、観光公害対策で入域抑制
18年旅券発行、5.6%増の418万冊
欧米豪FIT、滞在長期化や地方分散
12月百貨店外客売上、8%増
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
コラム
*視座 大下幸夫(IGRいわて銀河鉄道銀河鉄道観光所長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*統計データは語る
*ビジネスパーソンの日々雑感
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