主要旅行業者の9月取扱額、台風・地震響き3.2%減
2019.01.28 18:51
観光庁がまとめた18年9月の主要旅行業者49社の総取扱額は、台風や北海道胆振東部地震が打撃となり、前年同月比3.2%減の4384億1110万円となった。国内旅行は北海道・西日本方面が低調で8.6%減の2294億4979万円。海外旅行は関西空港閉鎖の影響で募集型企画旅行が8.6%減と落ち込んだが、団体旅行がカバーし、2.7%増の1904億8536万円とプラスを維持した。外国人旅行は欧米豪を中心とするFITが下支えし、11.5%増の184億7594万円となった。
企業別で総取扱額が増えたのは17社。国内旅行が9社を除き軒並み減少し、海外旅行が堅調だった企業がプラスとなった格好。増加率で最大はウィラー(28.9%増)で、旅工房(21.5%増)、エボラブルアジア(20.6%増)と続いた。
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