2018年10月29日号>MICEで稼ぐ 8000億円市場へのロードマップ
2018.10.29 14:18

MICEによる訪日外国人消費額を30年に8000億円に--。観光庁が意欲的な目標を打ち出しました。
16年の消費額は約1500億円としており5.3倍となりますが、観光庁では現実的な目標設定というから驚きます。
特集「MICEで稼ぐ」では、コンベンションビューローの強化、会議の国際化、地域貢献という3つのキーワードから目標達成へのロードマップを展望しました。
来年10月には英国旅行業協会(ABTA)の年次会議が東京で開催されることも発表され、幸先のいいスタートです。
【特集】
*MICEで稼ぐ
8000億円市場へのロードマップ
政府はMICEで30年に訪日外国人消費額8000億円を稼ぐ一大目標を打ち出した。商機拡大のチャンスとなる19年のラグビー・ワールドカップ、20年の東京オリンピック・パラリンピックなどのビッグイベントに恵まれているとはいえ、ハードルは高い。目標達成への道筋を読む。
▽競争力強化への提言とアクションプラン
▽コンベンションビューローの強化
川島久男(川島アソシエイツ代表/VISIT JAPAN大使)
▽会議の国際化
武内紀子(コングレ代表取締役社長)
▽地域貢献
熊田順一(JTB総合研究所主席研究員)
———————————————————————
論文
*学校実施の海外教育旅行の受注型企画旅行契約における安全配慮義務の課題について(前編)
古川彰洋(JTBコーポレートセールス)
注目のニュース
文化財活用へ新観光ファンド
民泊利用、外国人が8割
訪日客、5年8カ月ぶりマイナス
9月の客室利用率82.9%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
コラム
*視座 原優二(風の旅行社代表取締役社長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*黒須靖史のミステリーショッパー
*ビジネスパーソンの日々雑感 津田佳明(ANAホールディングス デジタル・デザイン・ラボ チーフ・ディレクター)
現地取材報告
*熊本県南阿蘇村
共生する着地型で誘客
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年3月10日号>20代女子の旅行意欲 消費けん引する黄金世代
?>
-
2025年3月3日号>観光庁予算の急所 成長ステージへの端境期
?>
-
2025年2月24日号>国内旅行の壁 日本人の旅は縮小を続けるのか
?>
-
2025年2月17日号>AIを味方にできるか 変わる旅の提案
?>
-
2025年2月10日号>昭和100年 観光・旅行業のための企画のヒント
?>
-
2025年2月3日号>観光政策と気候行動の統合 バクー宣言が意味するもの
?>
-
2025年1月27日号>訪日4000万人時代の評価 産業界の地位は上がったか
?>
-
2025年1月20日号>キーワードで占う2025年2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
アクセスランキング
Ranking
-
函館山の混雑状況、AIで可視化 駅サイネージなどで配信
-
訪日客の地方滞在、まだ1.36泊 24年速報値 分散やや進展も
-
御嶽山麓エリア、DMOが観光防災アプリ 火山情報や避難所マップ搭載
-
20代女子の旅行意欲 消費けん引する黄金世代
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
-
エミレーツ航空が自閉症者支援 ストレス軽減で海外旅行促進
-
宿泊施設関連協会の永山久徳理事が語る未来志向のおもてなし
-
注目のアルムナイ、JTBが組織化 社外とのつながり強化 多様な視点取り入れ
-
沖縄ツーリスト、債務超過を解消 24年12月期 純利益10億円
-
NutmegLabs Japan株式会社の求人募集要項