2018年8月13日号>旅の動機付けを図ろう 無関心層が広がる時代に
2018.08.13 12:08
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/20180813.png)
公益財団法人日本交通公社がまとめた「旅行年報2017」で気になる調査結果が目にとまりました。
旅行の阻害要因として、「何となく旅行をしないままに過ぎた」が3位に浮上、「旅行に関心がない」も最大の伸び幅となったことです。
本来、人間は旅する生き物で、1990年代にはその根源的関わりを探りながら旅行業界としてのアプローチを検討したこともあります。
特集「旅の動機付けを図ろう」では、人間と旅の距離感が開きつつある時代に効果的な旅の動機付けが必要では、と問いかけました。
【特集】
*旅の動機付けを図ろう
無関心層が広がる時代に
旅行の地位が揺らいでいる。旅は人間の営みと切り離せない魅力的なもののはずだったが、その前提が崩れ始め、旅行への関心の低下を示す調査結果も報告されている。旅の無関心層が広がる時代、いかに旅の動機付けに取り組めばいいのか。
▽行かない理由の3位は「何となく」
▽人と旅のかかわりの本質
小林英俊(北海道大学観光学高等研究センター客員教授)
▽旅の動機付けへの問題提起
Theme1 無関心層を攻略できるか
國田圭作(博報堂行動デザイン研究所所長)
Theme2 旅行業界は挑んでいるか
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長)
Theme3 メカニズムから動機付けを探る
安田亘宏(西武文理大学サービス経営学部教授)
———————————————————————
統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
注目のニュース
西日本豪雨、観光産業に打撃
JR九州、アリババと提携
若年層、海外旅行離れから一転
主要全7空港で出入国者増
誌上セミナー
*ショッピングツーリズムABC
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*ひと 大西洋氏(羽田未来総合研究所代表取締役社長)
*観光振興に効くインフルエンサー活用術 柴田啓(ベンチャーリパブリック代表取締役社長兼CEO)
*KANSAI六都観光
*ビジネスパーソンの日々雑感 篠塚孝哉(ロコパートナーズ代表取締役社長)
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年7月22日号>競争入札と談合 成長領域の落とし穴
?>
-
2024年7月15日号>訪日客のマナー問題再び 歴史的円安で変わる客層への対策
?>
-
2024年7月8日号>観光の趨勢と日本の競争力 世界3位が示すもの
?>
-
2024年7月1日号>数字でつかむ地域の観光 都道府県の予算、宿泊者数、観光消費
?>
-
2024年6月24日号>DMO連携の時代 地域発展の新たな手法
?>
-
2024年6月17日号>ツーリズムの現在地と未来 時代の転換期に探る産業のこれから
?>
-
2024年6月10日号>脱ダイナミックパッケージ 新たな選択肢を探る時
?>
-
2024年6月3日号>GWの海外旅行商戦総括 予測どおり回復基調に乗ったか
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く