2018年7月16日号>ファムツアー乱発してませんか 訪日ファン育成へ効果的企画を
2018.07.16 11:59
渡航自由化から半世紀以上をかけて培ってきた海外旅行ビジネスのノウハウを訪日旅行ビジネスに生かす。 日本が観光立国への道を歩むにあたってはそんな視点もポイントになります。 今や自治体などが競って企画し乱発傾向にある訪日ファムツアーもその1つ。
特集「ファムツアー乱発してませんか」では、訪日旅行促進のために実施されるファムツアーのあり方について、海外旅行業界に助言を仰ぎました。
人選、地域連携、効果測定など、実りあるものにするためのキーワードは多彩です。
【特集】
*ファムツアー乱発してませんか
訪日ファン育成へ効果的企画を
訪日外国人客を誘致する手法の一つとして重視されるファムツアーが増加傾向にある。旺盛な訪日旅行需要への期待の反映でもあるが、「乱発」と問題点を指摘する声が聞こえてきた。自治体には費用対効果への苦悩もにじむ。
▽都道府県・政令指定都市に聞く現状
▽ファムツアーの課題と本質
大下幸夫(IGRいわて銀河鉄道銀河鉄道観光所長)
▽海外旅行業界からの助言
Theme1 適切に人選できているか
能登重好(フォーサイト・マーケティングCEO)
Theme2 近隣地域と連携できるか
西山晃(ドイツ観光局アジア・オーストラリア地区統括局長)
Theme3 効果測定をいかに行うか
早瀬陽一(アビアレップス代表取締役兼CEO)
———————————————————————
統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
*旅行業主要50社 17年度取扱状況
注目のニュース
20代前半女性、出国率35%に上昇
災害時の外客対応、課題浮き彫り
ご当地タクシー協会が発足
主要6空港で出入国者増
誌上セミナー
*ショッピングツーリズムABC
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*観光振興に効くインフルエンサー活用術 柴田啓(ベンチャーリパブリック代表取締役社長兼CEO)
*ビジネスパーソンの日々雑感 篠塚孝哉(ロコパートナーズ代表取締役社長)
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年9月9日号>来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
?>
-
2024年9月2日号>わたしのターニングポイント 不確かな時代に立つ産業人に向けて
?>
-
2024年8月19・26日号>見直そう文化のチカラ 日本に眠る成長の鍵
?>
-
2024年8月12日号>ユニークエクスペリエンス 特別な体験創出のヒント
?>
-
2024年8月5日号>カスハラ対策 深刻化で体制整備待ったなし
?>
-
2024年7月29日号>旅のキャンセル料 時代に則したルールづくりに向けて
?>
-
2024年7月22日号>競争入札と談合 成長領域の落とし穴
?>
-
2024年7月15日号>訪日客のマナー問題再び 歴史的円安で変わる客層への対策
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
箱根でロボット案内の実証実験 訪日客増でスタッフ確保に課題
-
来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
-
「成長はリスクを取ってこそ」 カブクスタイル砂田CEO、HafHで第2ステージへ
-
HIS、旅行業の社内カンパニー設置 持ち株会社制移行を見据え
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
-
高騰する米大学の授業料
-
HIS、コンテナホテルに出資 株式20%取得 地方への誘客拡大
-
交通空白解消へ概算要求274億円 ライドシェアで地域と観光の足を確保
-
ヤマト営業所で手荷物預かり 難波に自動搬送型の保管システム
-
産官学連携ツアーで完売目指す 阪急・日大・三島市 マネタイズのモデルを提言へ