2018年4月16日号>旅行パンフは変われるか 流通のガラパゴス化を脱するとき
2018.04.16 11:29

駅前や旅行会社店頭のラックに並ぶ旅行パンフレットに悲しさを覚えるときがあります。
時に折れ曲がり、時にラックから落ちていたり…。
そもそも現代の消費者は旅行パンフレットありきの旅の購買を望んでいるのでしょうか。
特集「旅行パンフは変われるか」では、この日本ならではの商品流通構造に問題提起を行いました。
パンフレットの呪縛から抜け出さなければ店頭販売は取り返しのつかないことになる、というブルーム&グロウ橋本さんのメッセージが見事に問題の本質を突いています。
【特集】
*旅行パンフは変われるか
流通のガラパゴス化を脱するとき
日本以外の国々では、旅行パンフレットが旅行会社の店頭にズラリと並ぶ光景を見かけることは珍しい。店内で旅行を相談した顧客だけが、説明と共にパンフレットや商品概要のコピーなどを渡されたりしている。店頭に大量のパンフレットを並べ旅行者の来店を待つスタイルは、日本ならではのガラパゴス現象といえるかもしれない。
▽カウンターの存在意義すら
▽パンフレット問題の本質
原優二(風の旅行社代表取締役社長)
▽旅のパンフレットへの問題提起
Theme1 生活者は何を求めているのか
國田圭作(博報堂行動デザイン研究所所長)
Theme2 オムニチャネル時代の編集とは
江藤誠晃(トラベルプロデューサー/BUZZPORT代表取締役)
Theme3 店頭業務に弊害はないのか
橋本亮一(ブルーム・アンド・グロウ代表取締役)
———————————————————————
統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
注目のニュース
営業保証金、第1種で引き上げ
ANA、遠隔操作ロボットで新事業
ITBチャイナ、参加者5割増見込む
主要空港の出国者ほぼ横ばい
誌上セミナー
*ショッピングツーリズムABC
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*観光振興に効くインフルエンサー活用術 柴田啓(ベンチャーリパブリック代表取締役社長兼CEO)
*ビジネスパーソンの日々雑感 篠塚孝哉(ロコパートナーズ代表取締役社長)
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2022年5月23日号>クルマ離れが変える旅 免許保有率低下のなかで
?>
-
2022年5月9・16日号>せとうちの地域戦略 尾道で世界に開く観光地づくり
?>
-
2022年5月2日号>新入社員の君へ いま届けたい産業人の思い
?>
-
2022年4月25日号>海外旅行の扉を開く 旅行業の復権はいかに
?>
-
2022年4月18日号>ウクライナ危機とツーリズム 軍事侵攻がもたらす世界的リスク
?>
-
2022年4月11日号>人手不足を乗り越える 課題克服と未来への変革
?>
-
2022年4月4日号>失敗できない出口戦略 政府・地域・産業界のインバウンド再開
?>
-
2022年3月28日号>旅ガチャヒットの理由 時代の気分と企画のヒント
アクセスランキング
Ranking
-
KNT-CT、6割増収で赤字縮小 今期の黒字化予想 非旅行業を強化
-
訪日実証ツアーで観光再開へ前進 米国など4カ国 旅行大手6社が実施
-
SKALインターナショナル東京、ウクライナに支援金贈呈
-
「このままでは観光孤立国に」 観光関連団体、水際対策緩和要望で危機感あらわ
-
クルマ離れが変える旅 免許保有率低下のなかで
-
旅行促進へメタバースの役割増加 83%が購買に興味
-
4月の客室利用率63.8% 前年比18.5ポイント増 9地域でプラス
-
関西経済同友会、舟運の活用を提言 クルーズで関西の広域観光模索
-
エクスペディアが新戦略、事業者の旅行販売を包括支援 検索機能の改善も
-
旅行の成約率が上昇傾向 買い物かご放棄は減少