流されずに考えたい。ツーリズムのこれから--4月からの週刊トラベルジャーナル
2024.03.25 00:00
週刊トラベルジャーナルは4月1日号から新執筆陣を迎え、新企画をスタートします。巻頭の「視座」には、昨年6月から日本観光振興協会理事長を務める最明仁氏が参画(4月22日号から)。ツーリズムが直面するさまざまな課題への視点を披露いただきます。最明氏は13年4月から2年間、JRグループのニューヨーク事務所長時代に「NY発ツーリズムのヒント」を連載(14年7月にJR東日本国際業務部長に就くと「ツーリズムのヒント」に改題)。9年ぶりの連載となります。
「ビジネスパーソンの日々雑感」には新たに、ツーリストシップ代表理事の田中千恵子氏(4月1日号から)が加わり、SNSで発信するかのように日常に感じる思いをつづります。ツーリストシップとは「旅先へ配慮したり、貢献しながら、交流を楽しむ姿勢。またその行動」のことで、田中氏は旅行者に求められる心構えとして提唱。英国で開催されたX.Awardsではリーダーシップ賞を受賞するなど注目を集めます。
新連載コラムも必見です。京都大学総長などを務め、現在、総合地球環境学研究所所長として研究・提言活動を続ける山極壽一氏による「未来社会への探究」がスタートします(4月1日号から)。地域から地球レベルでの複合的な環境問題の解決と未来可能な社会を目指す研究を推進する立場から、大きな変質を迫られるツーリズム産業に求められる役割などについて、そのヒントを教示いただきます。
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
新上五島町に観光案内ロボット あえて人が遠隔操作 雇用機会にも
-
修学旅行脱ピンチの糸口 無償化が投じる一石
-
シンガポール政府観光局が開局60周年 観光の目玉続々オープンで誘致に拍車
-
8月の主要旅行業者取扱額、3分野ともに19年比7割 業務渡航が先行
-
訪日キーパーソンが語る未来に続く本物の価値
-
アジアの中高所得層、旅行を優先 収入の23%を支出へ 日本は人気上位
-
DXで稼げる地域へ15件採択 観光庁、予約サイト構築やCRM支援
-
サステナブル意識と行動に乖離 トリップ・ドットコム調査 旅行会社は積極的な情報提供を
-
『パーティーが終わって、中年が始まる』 氷河期世代の疲れた今に
-
旅費高騰の修学旅行、方面や時期見直し意向が顕著 泊数減も検討課題