秋田県の旅行支援で不正受給 宿泊施設が約4100万円水増し請求
2023.12.04 00:00

秋田県の観光支援策「秋田へGO!」秋田を旅しようキャンペーンを巡り、助成金等を水増し請求する不正が行われていたことが明らかになった。東日本観光が経営する鹿角市八幡平の温泉宿泊施設「五の宮のゆ」で、宿泊実績を水増しして約4100万円を受給していた。内訳は宿泊助成金が約2300万円、地域限定クーポンが約1800万円。
県は10月26日に不正受給額の返還を求めたが、納付期限を過ぎた11月20日時点で納付が確認できておらず、引き続き返還を求めていく。鹿角警察署には11月17日付で被害届を提出した。
キャンペーンは22年7月15日から23年6月30日まで実施した。同事業は観光庁の補助金を財源としていることから、不正受給相当額の取り扱いをどうするか、国と協議している。
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カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
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